2019.12.26

有限会社ケイ・アイ・ティー
顧問 亀井伸一

譲渡後も万全な体制で、地域医療に貢献

株式譲渡から、KIT顧問に就任されたこれまでの経緯について教えてください。

私は有限会社ケイ・アイ・ティー(KIT)という薬局12店舗のオーナー兼代表取締役社長を務めておりましたが、CHCPの方々とご縁があり、2018年に株式を譲渡することによりCHCPグループ入りしました。譲渡が終わったら年齢的にも一線を退いてのんびりしようと考えもありましたが、CHCPからはスタッフや医療機関との関係上、是非社長を継続していただきたいという意向があり、しばらくは譲渡前と変わらず社長としてKITの運営に直接的に係わっていました。

とは言えいつかは次の世代に交代をという思いがあったので、CHCPへ相談して、KITの企業内で活躍してくれているスタッフを次の社長に据えることについて了承いただき、約1年間の教育期間を経て代表取締役社長の交代をすることに至りました。

その後も、後任社長が円滑に業務出来るよう、また現場スタッフが不安に思わないよう、CHCPよりもうしばらく力を貸してほしいと再度依頼があり、顧問として残ることになったというのが経緯です。

CHCPからは人員の補充やシステム投資、薬局運営に関する相談体制など基本的なサポートをしていただいているので、譲渡前に比べて精神的にも体力的にも非常に楽になりました。以前の自分では今のこの状態は考えられなかったと思います。

M&Aで重要視した部分は?

おそらくどのオーナーも根本は同じ考え方と思いますが、一番重要視したのは全スタッフの将来についてです。こちらには2つの視点を持っていて、一つ目は従前の雇用スタイルを守ってもらえるのかどうかです。この点は慎重に考えました。雇用もどこまでの期間を見てもらえるのか、給与額は同じでも働く環境が大きく変わればそれも考慮する必要があります。そのため、CHCPとはかなり突っ込んだところまで、それこそ膝を突き合わせて何度も会話したのを覚えています。もう一点は、スタッフが今後勤めることとなる企業の発展性です。企業そのものが傾けばそれも雇用を守ることにはつながりませんので熟慮する必要がありましたが、その点CHCPはしっかりした経営基盤があるとのお話でしたので心配しておりませんでした。

CHCPグループに入ってから2年間以上が経過しましたが、各スタッフの顔を見る限りCHCPが譲渡先で良かったと思っております。そうでなかったらバツが悪くて今も顧問としてはここにいられないと思いますが。(笑)

これからは

改めて地域に密着した薬局というのはどういう薬局だろうと考え直しております。今までは目先の法改正ばかりに気を取られていましたが、長い目で見たときにどのような機能やサービスが必要か。そのような目線で考えられるのは、CHCPグループに加わったことで実現できる範囲が拡がっているからだと、自分でも実感しています。

CHCPグループは医療従事者が多数参画していて知見と大きな資本力があり、また医療そのものへのアプローチビジョンをしっかりと持っています。そのような企業に譲渡できたのは幸運だったと思っております。

私個人としても、今後の医療に少しでも貢献できるようまだまだ頑張りたいと思います。

CHCPについて