2021.02.08

株式会社P&Kホールディングス
顧問 相羽 保寿

大手グループの強みと地域密着の両立を

全9店舗のうち5店舗をCHCPへ

平成18年3月、愛知県半田市で自身の薬局を開設し、平成23年に別会社として、真に地域に根差した、理想の薬局の設立を目的に、地元の友人と共同運営会社を立ち上げたのが、P&Kホールディングスの始まりです。以来、地域に密着した薬局運営のもと、取引先などが薬局の開業を打診してくださるようになり、関連会社を含め全9店舗にまで広がりました。しかし、少し急速な店舗の拡大により、今まで出来ていた細やかなスタッフへのフォロー、管理等ができているか不安を覚えるようになりました。元々は、こぢんまりでも良いので地域の役に立てたら良いと思って薬局経営を始めたのですが、人材の確保に追われて、教育に力を注ぐことが少し難しい状況となっていきました。
この状況を続けるのは、私自身、従業員、ひいては患者様をはじめ、関係者の方々にとってもよくないのではと思い、より良いサービス、職場環境を提供出来る方法はないかと模索をするようになりました。

その様な経緯を経て、平成31年2月、関連会社9店舗のうち共同運営会社5店舗はCHCPグループに入ることになり、自分の目がしっかりと届き、経営できる規模の4店舗を残しました。また運営している法人2つのうち、1つだけをCHCPに譲渡することになったのですが、これには正直葛藤がありました。従業員や応需元の先生がどう感じるのか、どう説明したらよいのかと、毎日もやもやの中で過ごしていたのを覚えています。

いろんな意味で余裕が生まれた

譲渡を考えるようになって、最終的にCHCPに決めるまでには、数年ほどかかっています。譲渡先には、「応需元の先生に対して、顔の見える関係を積極的に作っていただきたい」、「従業員に対しては経済的条件だけでなく、今まで地域で行ってきた業務フローを尊重してほしい」、「自身ができなかった従業員への教育、福利厚生の充実をしてほしい」、その点を特に求めて進めました。CHCPグループに入るまでには、上記の点の確認も含め、かなりの時間を割いたと思います。CHCPグループの皆さんへは昼夜、時間を問わず何度も同じことを聞いてしまいましたが、しっかり話し合いができたので私自身大変安堵し、感謝しています。

個人的な感覚ですが、CHCPは大手チェーン薬局の合理的な考えと、先生との連携や従業員、そして地域を大切にする地域密着型の中小企業の考え、両方の良いとこどりを実現しようとしていると感じます。屋号や看板はそのままですし、従業員はもとより業務フローも変わらないので、利用する患者さんは違和感もなく、今まで通りに利用して下さっています。CHCPグループに入ったことで従業員のスキルアップや資格取得についてもサポートが期待できるようになり、従業員にとっては大きなプラスになると感じています。

共にスキルアップや人事交流を図りたい

譲渡後の変化としては、少し落ち着いて物事を考えられる自分の時間ができるようになったということでしょうか。少し前まで9店舗の運営に追われ、余裕もなく常に焦ってばかりいた状況が嘘のようです。CHCPの支援を受けている店舗には今でも時々顔を出すことがあり、従業員と話をする機会があります。直属の上司と部下という関係ではなくなっても、従業員とはこれまで通り会話ができるので、これも今までと変わらず働きやすいという証ではないかと思います。

今後はCHCPグループ入りした薬局を中心に、CHCP全体とつながりを持ち、また私自身が運営している薬局と共に、さまざまな連携を図ることができるのではと期待しています。小さなところでは、一緒に勉強会などをすることで薬剤師のスキルアップができ、人事交流ができるようになればいいですね。大きなところでは、地域の薬剤師会はもとより、多職種を巻き込みながら、地域にとって有益な医療貢献ができればと考えています。この点はCHCPグループが、既に他の地区で病院と薬局を中心とした連携を図っているので、得意分野だと思いますし、大いに期待できることですね。CHCPとは互いに意見を交わせる間柄でもありますので、利用させていただこうと考えています。

CHCPについて