2023.05.01

お知らせ

東京医科歯科大学と地域ヘルスケア連携基盤が包括提携の基本協定書を締結

国立大学法人東京医科歯科大学(学長:田中 雄二郎/以下、東京医科歯科大学)と株式会社地域ヘルスケア連携基盤(代表取締役:武藤真祐・国沢勉/以下、CHCP)は、2023 年 4 月 21 日付けで「包括提携の基本協定書(以下、本協定)」を締結しました。(詳細は「こちら」をご覧ください。)

東京医科歯科大学と CHCP は本協定に基づき、新たに一般社団法人 CHCP 東京医科歯科大学未来医療推進機構(理事長:東條 有伸/以下、CHCP‐TMDU 機構)を設立し、CHCP の医療現場を研究フィールドとした共同研究の企画・高度医療人材の育成等に取り組み、持続可能な新しい「地域医療モデルの創出」を目指します。

<背景・目的>
⚫東京医科歯科大学は、医学部と歯学部からなる唯一の国立大学であり、医療系総合大学として高い研究力や人材教育力を有しています。また、医学的知見に加えて医歯学が融合する附属病院の臨床現場などの強みを活かした革新的な医療イノベーションの創出を積極的に推進しています。
⚫ 一方、CHCPは、医療機関・歯科医院・調剤薬局・訪問看護等の在宅系サービス事業者に対する「出資・経営ノウハウ・経営人材の提供」、「事業者様同士の連携体制の構築」、「先端技術・他産業事例等の導入」等を通じた新たな地域ケアモデルの創出を目指し、地域に根差した新たなヘルスケアサービスの構築を進めています。
⚫ 今般、医療の未来に対する両者の想いが一致し、東京医科歯科大学とCHCPは本協定に基づき、CHCP‐TMDU機構を設立し、CHCPの医療現場を研究フィールドとした共同研究の企画・高度医療人材の育成等を通じて、今まで以上に、より効率的で、質の高いサービスの提供が可能となる持続的な地域医療モデルを構築し、社会課題の解決に取り組んでいきます。

<CHCP‐TMDU 機構について>
⚫ 設立目的
両者が本協定を通じて、未来の医療及び医療を取り巻く様々な環境を改善・発展させていくことで、持続可能な新しい「地域医療モデルの創出」を目指します
⚫ 主な役割
➢ 共同研究テーマの企画・採択
➢ 高度医療人材の育成
➢ その他地域医療の高度化に資する研究・取り組み

<今後に向けて>
⚫ ヘルスケアデータの活用を推進
CHCP グループの医療機関・歯科医院・調剤薬局・在宅系サービス等の現場におけるヘルスケアデータの集積・解析を継続的に実施していくことで、患者様の QOL 向上と持続的な社会保障制度の実現に寄与します。
⚫ 医療と技術の融合
東京工業大学との統合も見据えた医×理工の融合において、既存の発想を超える現場の生産性向上・効率化に向けたイノベーションを臨床・非臨床の両面から積極的に推進します。
⚫ 他産業企業との協業
スタートアップ支援を含めて既存の産学連携推進体制をより一層加速させる形で、実際に医療現場のフィールドを優先的に活用し、最先端技術の R&D および事業機会の創出に寄与します。

以上

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